お金があれば人間、幸せになれるのか?

この現代社会において、お金が重要なものであるのは確かです。
預貯金が豊富であれば、豊かな人生を送れると思っている人も多いでしょう。
老後の生活資金として2000万円が必要と報道され、それを聞いて絶望したという人も少なくありません。
生きているだけで何らかの費用がかかっているため、文化的な生活を送りたいなら資金は必要になります。

幸福度はお金で決まらないというのは綺麗事?

潤沢な資金があれば家や車など高価なものも買えますし、異性との交際においても有利に立ち回りやすいです。
その他にもいろいろなメリットがあり、それらを幸福と定義しても差し支えありません。
幸福度はお金で決まらないというのは綺麗事です。
とはいえ、絶対的な指標でないことも事実なので、視野を広げて幸せの種を探しましょう。
たとえば、いくら金銭的に裕福でも、愛する人に別れを告げられると不幸な気持ちになります。
もちろん生活面で困ることはありませんが、心の状態は最低といっても良い状態になるからです。
自分の周りに富豪がいるなら、その人が毎日楽しそうにしているのか確認してください。
なぜか辛そうにしているケースも多く、自分よりも不幸に見えることもあるでしょう。

独身貴族と呼ばれる中年世代の人たち

その最たるものが独身貴族と呼ばれる中年世代の人たちです。
この世代の人たちは特徴が大きく2つに分かれます。
本当に一人でいることを望んで独身でいるケースと、結婚したいけれど叶わないケースです。
ただし、前者のなかにも本当は結婚願望があることも珍しくありません。
既婚者が傍から見ていると、お金を自分のためだけに使えることを羨ましく感じやすいです。
しかし、彼らは家に帰っても基本的には一人ですし、家族として喜びや悲しみを共有できる相手もいません。
最初はそれで良くても、年を重ねるにつれて寂しさが募ってくるものです。
周囲の人たちが既婚者であると気付き、それから積極的に婚活をスタートしても、たいていは失敗してしまいます。
どれだけ資産が潤沢でも、高齢の域に差し掛かっている人が結婚するのは容易ではないでしょう。

人生を豊かにする大切な肥しは愛

独身貴族として3年を謳歌したとして、残りの数十年はそのような状況が続きます。
最後は誰にでも惜しまれず一人で旅立つことになりかねません。
客観的にイメージすると、悲劇ともいえる構図だと分かるでしょう。
このような人生を幸せと感じられない人はたくさんいます。
よく言われることですが、やはり人生を豊かにする大切な肥しは愛に他なりません。
もちろん自分を愛することも重要であり、そう思える自分を目指して努力する必要があります。
ですから、稼ぐことだけを中心に生活しているなら、他の面にも目を向けるようにしてください。

自分が亡くなったときに、どれだけの人が泣いてくれるのか

最もシンプルなのは、自分が亡くなったときに、どれだけの人が泣いてくれるのか考えることです。
親以外に一人も思い浮かばないなら、価値観やライフスタイルを大きく見直したほうが良いでしょう。
趣味などに興じる時間も幸せですが、隣に愛する人がいれば幸福度は一気にアップします。
つまり、絶対的なものではなく、状況によって変わる相対的なものというわけです。
言い換えると、幸福度を向上させる状況を資金以外の方法で作り出すことが求められます。
世の中には、そう考えて自分のあり方を変えた人が多く存在します。
その方法をセラピーのメソッドとして社会に還元しているケースも少なくありません。
自己啓発の書籍として発行し、ベストセラーになった事例も見受けられます。

まとめ

具体的な方法が分からないなら、そういった先人たちのアドバイスを聞くことも有効です。
お金に縛られて生きていると、自分の未来における選択肢を狭めることになります。
お金で選択肢が広がると言われがちですが、凝り固まった心では正しい道を選べないので注意しましょう。